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2020.12.28
ことし一年を振り返って
クリスマスも終わり、いよいよ2020年もあとわずかになりました。
 
ことしは1月からどんな日々だったのかあらためて手帳を見てみると、何かと予定変更の多かった一年でした。2020年は、わたしにとって大きな節目の年だっただけに、残念なこともありましたが、コロナ感染がなければやっていなかったであろうオンラインレッスン、YouTube登録やライブ配信などを始めるきっかけができて、結果的にはまた一つ進化の一年になりました。
そして、震災後はいつ何が起こっても悔いのないように生きたいと強く思っていた気持ちが、次第に薄れてきていたのに気がつきました。改めて一日一日を大切に、これからは少しゆっくりじっくり過ごしたいと思いました。
 
ことしもみなさんにたくさんの応援をいただき、ありがとうございました。今後のことも、いろいろ話を進めています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
No.2020-25
 
2020.12.14
コロナ禍のクリスマスに寄せて
クリスマス・ピアノライブ
2020.12.13 啄木舎サロン(京都・大原野)にて
ことしもクリスマスはやって来て、コロナ禍であっても、サンタさんはみなさんにプレゼントを届けてくださいます。わたしにはピアノを弾かせていただける「場」をプレゼントしてくださいました。
 
開催が決まってからわずか1週間で、準備もそこそこでしたが、この時期になると演奏したいクラシックの曲や、普段めったに弾かないジャズアレンジのクリスマスソングを演奏して、わたし自身のクリスマスを楽しみました。ことしもサンタさんに感謝です。
 
会場の啄木舎では、スピネットチェンバロ(小型チェンバロ)が完成間近です。このチェンバロで、声楽やいろんな楽器のみなさんとご一緒にアンサンブル演奏できる日が待ち遠しいです。
No.2020-24
 
2020.12.2
東京へ出張演奏
 
声楽コンクールの本選伴奏で、東京・府中市にある『府中の森芸術劇場』まで行ってきました。1泊2日、久しぶりの長距離出張演奏でした。
 
ことしはピアノ教室の生徒さんたちもコンクールに出場して、同じ年齢の人たちの演奏をいろいろ聴けるチャンスがありました。教える側のわたしも刺激をいただき、今後の参考になりました。ピアノ教室では来年(2021年)4月に発表会を予定していて、各生徒さんの今のレベルより、少しアップした曲を選曲しているところです。
 
2020年もあと1か月ですが、来年の予定も少しずつ入ってきています。こんな状況ですので、できるかできないかは分かりません。でもやりたい気持ちを無にはできないので、お声をかけていただいたことはやっていこうと思います。ことしできなかったことも、新たな企画が頭の中でぐるぐるとかけめぐっています。
No.2020-23
 
2020.11.9
きのうは滋賀県に行きました
 
遠方へのお出かけが続いていますが、きのうは滋賀の大津まで行って来ました。コンサートの前半はアマチュアギターリストの会、後半はこの会をお世話してくだった赤尾清孝さんのソロコンサートで、ギターとピアノのアンサンブル曲を演奏しました。そして最後に、ピアノ独奏のご依頼をいただき、ショパンの『ノクターン第2番』とドビュッシーの『月の光』を演奏しました。
 
出演者がそれぞれにプログラムを組まれ、みなさん熱のこもった演奏でした。先週フルートの方とご一緒した時も思ったのですが、音楽倶楽部も徐々に再開しつつあり、早くみなさんの演奏を共に楽しみたいです。
 
なお、京都・啄木舎音楽サークル の弾き合い会は、11月15日(日)に定員を通常の半分(10名)にして開催します。参加希望の方は、お問い合わせください。
No.2020-22
 
2020.11.3
コンサート日和
 
きょうは、和歌山県紀の川市にある「かつらぎ山房」で、会場オーナー・堺 拓滋(さかい・たくじ)さんの作品披露コンサートに出演してきました。きのうは一日雨でお天気を心配していましたが、けさはすっかり晴れて、会場の二階からは見事な紅葉の風景を見ることができました。
 
このコンサートは、堺さんが高校生のころから書きためておられた詩に、ご自分でメロディーをつけたまま長い間眠っていた作品の一部です。その曲にピアノ伴奏をつけ、三部合唱や楽器(今回はフルートと尺八とドラム)を追加するなどの編曲を経て7曲の楽譜が完成し、お披露目のコンサートとなりました。コロナ感染の影響で、地元の関係者のみをお招きして聴いていただきました。編曲は、music-WAAのメンバーが知恵を出し合って、どれも素敵な曲に仕上がったと思います。
 
未完成曲があと5曲あるそうです。それが完成したらCD録音して、楽譜の出版も考えておられます。ご自分の作品がこのように形なっていくことを、とても喜んでおられました。編曲・演奏メンバーの一員として、夢をひとつずつ実現していくお手伝いができて、すごくうれしいです。
No.2020-21
 
2020.10.19
おるごーるとのジョイントコンサート
スピネットチェンバロ
一日目はピアノで、二日目はチェンバロで、おるごーるとのジョイントコンサートを、いつもの定員の半分にして対面で開催しました。最近は、動画配信だけの演奏が続いていたので、久しぶりにお客さまの顔を見ながらのコンサートはうれしい時間でした。
 
一日目のピアノは、愛をテーマに大作曲家の愛あふれる曲を聴いていただき、今一度人を思いやる気持ちを深めていただきたいと思って選曲しました。コンサートの最後には、会場の啄木舎オーナー谷口照恭さんが現在製作中の、スピネットチェンバロ(小型チェンバロ)の紹介もありました。年内に完成予定だそうです。
 
二日目のチェンバロは、バッハのパルティータの第1番。この曲はピアノでは何度も演奏しているのですが、初めてチェンバロで演奏しました。チェンバロは「音の強弱」が付けられないので、そのニュアンスを出すための装飾音符の使い方に苦労しました。
 
この「神社でバロック音楽を」のコンサートは、春と秋に開催しています。すでに来年の春に向けて始動しました。チェンバロの新しい曲にも、チャレンジしていきたいと思います。
No.2020-20
 
2020.10.1
10月になって
 
猛暑だった夏が通り過ぎて、季節は順調に前に進んでいますね。月の変わり目は、ちょっとうれしい気分になります。前の月のいろいろなことが一新され、今月はがんばろう・・・という気持ちになるからです。大きな錯覚ですが(笑)・・・。
 
新型コロナ感染の影響は相変わらず続いていますが、10月は演奏させていただける貴重な場を提供していただきました。
10月17日(土)18日(日) に、清水明さんのオルゴールとのジョイントコンサートがあります。いつもの半分のお客さまにしか会場にお越しいただけないのは残念ですが、HPでコンサートの様子を紹介させていただきますので、ぜひご覧いただけるとうれしいです。
 
先日「マイ・バッハ~不屈のピアニスト~」という映画を観に行ってきました。20世紀最高のバッハ演奏家、ジョアン・カルロス・マルティンスの実話を映画化した作品です。不慮の事故でピアニストとしての生命線である指が動かせなくなるが、リハビリに励み再びピアニストとして活動できるまで、何度も苦難を乗り越えていくストーリーです。2時間の上映時間中、数多くのバッハの曲を聴くことができました。左手だけの演奏もですが、指の動かなくなった右手の握りこぶしで鍵盤をたたいていた彼の姿がとても印象に残りました。その手を動かすのは天使か悪魔か・・・。私の手を動かしているのは、天使であってほしいです。コロナ感染や、自分を取り巻く環境のせいにしないで、これからもピアノを弾いていきたいと強く思いました。
No.2020-19
 
2020.8.31
8月を振り返って
 
暑い暑い毎日が続いていますが、気がつけば8月も終わりですね。
 
7月ごろから新型コロナ感染が再び勢いを増してきたので、8月のピアノBARはお休みにしました。この1か月間コンサートに出演したのはこの写真の1回だけ、あとはコンクールを受験される方の伴奏をさせていただきました。
 
そんな中、ピアノ教室の生徒が初のピアノコンクールに挑戦し、みごと予選を通過するといううれしい出来事がありました。
 
秋に向けて予定しているコンサートは、お客さまの入場数を半分にして、状況次第では延期や中止も視野に入れながらも準備を進めています。また、このご時世ならではの演奏動画配信を、新しい企画で構想中です。
 
今までと同じことはできませんし、同じことができるまで待つという忍耐力もありません。ならば、この「コロナ波」に乗ってみようと思いました。乞うご期待です!
No.2020-18
 
2020.7.20
新しい仕事部屋ができました
 
わが家に、新しいパソコンがやってきました。学校に就職した時には事務機器がまったく使えなくて、初めはコピー機とワープロの操作を覚えることから始まりました。しかしすぐにパソコンが導入されて、必要に迫られて研修や講習会に参加して、少しずつ使えるようになりました。自宅でも事務作業ができるようにと、ノートパソコンを買って使っていました。Windows7 のノートパソコンが、だんだん反応が遅くなり、思い切って買い替えることに決め、このパソコンで3台めです。
 
使ってなかった和室をフローリングにリフォームして新しい仕事部屋を作り、今回初めてデスクトップタイプのパソコンを購入しました。画面も大きく、インターネットの接続もスムーズで、とても快適です。今まで以上に仕事がはかどるとは思いますが、まだまだ慣れないことが多すぎて、最近は不眠?睡眠不足?が続いています。
 
No.2020-17
 
2020.7.1
ピアノBARを再開します
 
梅雨の真っ只中で蒸し暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
 
自粛要請が解除になって、しばらく様子を伺っていましたが、今のところは大きな変化がないようなので、コンサートやイベントも少しずつ再開していこうと思います。
 
まず、4月からお休みさせていただいていたピアノBARを、今月から再開いたします。自粛期間中の5月と6月には、通常のピアノBAR開催日に、ピアノ演奏をダイヤ通音楽ホールからライブ配信させていただきましたが、やはりお客さまがそばにいての生演奏でしか、伝わらないことがあるように思います。(画像をクリックするとピアノ演奏をお聴きいただけます。)
 
どのコンサート会場でも、演奏者同士が密にならないようにして、お客さまの定員も大幅に縮少するなどの対策がとられているようですね。以前のような大勢のみなさまへのお声がけが難しくなり、小さな会場ではほんの少しのお客さまにしか聴いていただけなくなりました。コンサートが行われている時間での同時配信や無観客有料配信など、ここしばらくの演奏活動をどのようにやっていこうか悩みながらも、ピアノBARの再開を決めました。久しぶりにみなさんとお会いしたいです。
 
No.2020-16
 
2020.6.13
アロマとピアノの会
 
4月に演奏依頼をいただいていた「アロマとピアノの会」は、新型コロナ感染の影響で延期になっていましたが、ようやくきょう6月13日に大阪・北千里にある主催者のご自宅サロンで開催されました。
 
はじめに参加者の自己紹介があり、自粛生活でアロマ(精油)をどう利用していたか、こんな時この精油が役に立ったなど、体験談発表がありました。そして、そのあとのティータイムに、曲のお話を交えながら、選りすぐったプログラムで演奏させていただきました。
 
高い天井の広々としたリビングに置かれたベーゼンドルファー(Bösendorfer)製ピアノは、大蓋を開けてもとても優しい音色を奏でてくれました。おかげさまでご好評をいただき、きょう参加できなかった方のためにこの会は継続されるとのこと。とても楽しみです。
 
No.2020-15
 
2020.6.7
2か月ぶりに再開
 
4月4日に『ピアノアルバム3』をリリースしました。その翌日に予定していたリリース記念コンサートは、新型コロナウイルスの影響で中止になりましたが、啄木舎(京都・大原野)のご厚意で同じ日に演奏依頼をいただき、ピアノとチェンバロ演奏を聴いていただきました。そして、緊急事態宣言の自粛要請もようやく解除されたきょう、2か月ぶりにその啄木舎サロンでコンサート再開です。
 
定員をいつもの半分にさせていただきましたが、顔なじみのみなさんにお声がけさせていただくと、あっという間に10名に達しました。約1時間の演奏を聴いていただき、久しぶりにうれしい時間が戻ってきました。あらためて、演奏させていただける場を提供していただいたこと、コンサートに足を運んでくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
 
No.2020-14
 
2020.5.25
ことしのバースデー
 
わたくしごとですが、おかげさまでめでたく誕生日を迎えます。
 
ことしは大きな節目の歳を迎えるので、何年も前からビッグイベントを準備してきました。それは、今までお世話になった方々への「感謝の会」です。今このわたしがあるのも、音楽をご一緒させていただけるのも、わたしの指導を受けてくださるのも、ひとえにみなさまのおかげで、そのすべてがピアノを演奏するわたしを支えてくださっています。
 
みなさまに感謝の思いをお伝えしたかったのですが、思いもよらない新型コロナ感染で開催を断念せざるを得なくなり、お礼を申し上げることができなくなりました。改めてこの場(ブログ)より心からお礼申し上げます。
 
これから先、音楽業界もどうなっていくのかわからないですが、これまで否定的だった オンラインで音を届けること も試してみました。生音にこだわり続けている気持ちより、演奏を聴いていただきたい気持ちが上回ったのです。もちろんこの騒動が収まりましたら、ぜひ生演奏でお聴きいただきたいと思います。
 
この2か月で世の中はずいぶん変化したように思います。それに伴って、わたしもまた進化していきたいと思います。
 
No.2020-13
 
2020.5.6
動画配信への挑戦
 
緊急事態宣言が延長されて、まだしばらくは自粛要請も解除にならない様子ですね。
 
ここ2か月間、演奏する場が今までにないお休み続きです。もうこの際なので、周りの皆さんが実践されている動画配信の流行に乗ろうと思い、自宅でビデオ撮りに挑戦してみました。
・画像をクリックすると動画をご覧いただけます。
・曲はバッハの『主よ、人の望みの喜びよ』です。
 
カメラを置く位置とか、音のバランスとか、髪の毛が乱れているとか、二の腕が強調されているとか(笑)・・・気になるところは多々ありますが、生音に頑固にこだわるのではなく、このような方法ででもわたしの演奏を届けたい気持ちがいっぱいになりました。
 
記念すべき第1回の本番撮りは、本来なら ピアノBAR 開催日だった5月13日(水)に無観客で録画したいと思います。近いうちに、こちらのホームページにも掲載させていただきます。ぜひ試聴していただき、ご意見ご感想などお寄せいただければうれしいです。
 
No.2020-12
 
2020.4.20
ことしのピアノ教室『発表会』
 
きのう4月19日は、ピアノ教室発表会の予定でした。新型コロナ感染の影響で中止になりましたが、この日をめざして長くがんばってきた生徒さんの演奏を、ぜひお母さんやお父さんに聴いていただきたいと思い、今週からレッスン時間内に、ひと家族ごとに時間を区切って『発表会』を実施しています。
 
神戸教室であるダイヤ通音楽ホールには、最近グランドピアノが入りました。いつものレッスンと違う部屋で、いつもと違うピアノで、ほどよい緊張感の中、りっぱに演奏しています。 残念ながら大勢に聴いてもらえる発表会は開けませんでしたが、生徒さんからこんなうれしいお手紙もいただき、感激しました。(画像をクリックすると手紙が拡大します。)
 
また、裁縫の苦手なわたしに、お友だちや生徒さんから 手づくりマスク のプレゼントも届きました。みなさんいろいろと大変なのに、世の中のためや困っている人の助けにとがんばっておられる姿に、いつまでも凹んでいる自分が恥ずかしいです。
 
緊急事態宣言が出てから、ピアノのレッスンはオンラインで、演奏はライブ配信での演奏が続々と流れてきます。外出自粛要請が終わるのを待つだけではなく、わたしも何か新しくはじめないといけないと思うきょうこのごろです。
 
No.2020-11
 
2020.4.17
『ピアノアルバム3』の販売を開始しました。
 
ちょっとした行き違いがあって、リリース日に販売開始できなかった『ピアノアルバム3』がようやく届き、きょうから販売を開始しました。今はあいにく緊急事態宣言の外出自粛要請期間中ですので、ピアノの生演奏を聴いていただけません。このピアノアルバムの対面販売もなかなか難しい状況ですので、当分の間、「送料無料・振込み手数料なし」で通信販売させていただきます。
 
このアルバムは、わたしの人生節目のことし2020年に向けて制作したチェンバロとピアノの愛奏曲集です。わたしの音楽に対する想いがいっぱい詰まった『ピアノアルバム3』を、ぜひ聴いていただきたいです。お申込みは ピアノアルバムページ から。お待ちしています。
 
No.2020-10
 
2020.4.12
オンラインレッスンをはじめます。
 
外出自粛要請が出されて、早ばやと演奏はYouTubeやネット配信、レッスンはオンラインでという人たちを、なかなか受け入れることができませんでした。しかし、ピアノ教室が休講になったり、レッスン会場まで通うことが難しい生徒さんもおられ、このままでは何も動けない状況が長く続きそうでな気配です。
 
そんな折、わたしの 六甲教室 として教えている六甲道ミュージックスクールでオンラインレッスンが始まり、生徒さんが受講を希望されたのをきっかけに、アナログのわたしも、ようやく重い腰を上げることにしました。音はスピーカーから、映像は画面を通して、こんなことでレッスンができるのかと悩みましたが、今は凝り固まった考えではなく、こんな時こそ、これからのレッスンスタイルを進化させる良いチャンスにしたいと思うようになりました。
 
そういうわけで、オンラインでのピアノレッスンを始めます。試験的にやってみて、うまくいくようであれば、芦屋教室、神戸教室、京都教室でも順次開始しようと思います。お家にいる時間が増えたこの時期だからできる新しいチャレンジとして、ピアノを始めてみませんか。ピアノ教室ついてのお問い合わせは こちら からお願いいたします。
 
ピアノを弾くのはまったく初めての方、以前習っておられてブランクのある方、外出自粛期間中のみでも可能です。無料体験もできますので、お気軽にお問い合わせください。
 
No.2020-09
 
2020.4.6
しばらくお休みになりました。
啄木舎チェンバロ・ピアノライブ
2020.4.5(日)啄木舎サロン(京都・大原野)にて
きのう4月5日に予定していたピアノライブは中止になりましたが、ありがたいことに同じ日に京都・大原野にある啄木舎サロンで、チェンバロ・ピアノコンサートを企画していただきました。前日にリリースした「ピアノアルバム3」を、ご来場のみなさまにお披露目することもでき、早速ご購入予約もいただきました。
 
新型コロナ感染の勢いはまだまだ強く、安心した生活を送れるようになるには、まだもう少し時間がかかりそうですね。わたしのピアノ・アンサンブル教室でも、当面の間コンサート・ピアノBAR・音楽クラブは休止させていただくことになりました。
 
なお、演奏・伴奏依頼の受付、ピアノ教室のレッスン、伴奏合わせなどは通常どおり行っています。
みなさまのご健康と、一日も早いこの状況の終息を願うばかりです。
 
No.2020-08
 
2020.4.4
『ピアノアルバム3』をリリースしました。
 
きょう4月4日、おそらくわたしの最後のCDになるであろう『ピアノアルバム3』(写真)をリリースしました。
 
収録は去年12月に、チェンバロを啄木舎サロン(京都・大原野)で、ピアノをダイヤ通音楽ホール(神戸・新開地)で行い、わたしらしい演奏ができるプログラムを組んで編集したピアノアルバムです。ことし2020年は、わたしの人生の大きな節目の年。それを記念するアルバムができあがって、とても嬉しく思っています。
リリースを4月4日と決めたのは、両親の結婚記念日だからです。そして父は、きょうめでたく卒寿(90歳)を迎えました。
 
さて、ここまではシナリオどおりだったのですが、納品されたCD盤を開封したところ、ちょっとした行き違いがあって、リリース日に販売開始できないという泣きたくなるような事態になりました。世の中、なかなか思うようにはいきませんね。そんなわけで、いま作り直しを待っているところです。お求めいただけるようになりましたら、また改めてホームページ、ブログなどでご案内します。
 
あす4月5日は、予定していたリリース記念のピアノライブは、新型コロナウイルスの影響で中止になりましたが、別の場所で演奏依頼をいただきましたので、リリース記念としてピアノとチェンバロ演奏を聴いていただく予定です。不要不急の外出自粛で、コンサートやイベントは次々と中止や延期になっていますが、お家でくつろぎながら、ゆっくりと音楽を聴くことができるこの機会に、ぜひこのピアノアルバムを聴いていただきたいです。もうしばらくお待ちくださいね。
 
No.2020-07
 
2020.3.22
ピアノライブ中止
 
こんにちは。各方面に新型コロナ感染の影響がでていますが、みなさまはお元気でお過ごしでしょうか。
 
3月・4月のコンサートやイベントは、会場が使用できなくなるなどで、次々と延期や中止になっていますね。わたしの4月5日の ピアノライブ も、開催するかどうか迷いましたが、中止することに決定しました。たいへん残念な思いでいっぱいですが、今の状況から考えると仕方がありません。
ただ、このピアノライブに合わせて制作してきた「ピアノアルバム3~チェンバロとピアノ愛奏曲集~」は、予定どおり4月4日にリリースしますので、みなさまにぜひお聴きいただきたいです。
 
ピアノ教室ピアノBAR は、通常どおり開催しています。次回のピアノBARは3月27日(金)19時スタート。4月からは第2・第4「水曜日」にオープンしますので、これまでどおりお気軽にお越しください。
 
No.2020-06
 
2020.3.1
尼崎教室20周年音楽フェスティバル
 
世間は新型コロナウイルスで揺れていますが、尼崎教室「メリーランド・エンジェル」の20周年記念イベントが、予定どおり行われました。音楽教室の生徒によるピアノ演奏、英語教室の生徒による合唱、学習教室の生徒のポエム朗読、そして教室20年の歴史が、プロジェクターで紹介されました。
 
わたしのクラスでは、幼稚園の時からこの教室に通ってくださった中学1年生の生徒が、このイベントを最後に卒業します。音楽的素養をいっぱい持っているのですが、本人の意志は音楽の道ではなく福祉の分野を希望しています。自分の目指す方向にしっかり向き合えているのは、素晴らしいことですね。彼女のこれからの人生を、ぜひ応援していきたいです。
 
さて新型コロナ感染は、学校の長期休校が決まって、教育現場もバタバタし始めました。コンサートやイベントも次々に延期や中止になって、ヒヤヒヤしているところです。一日も早く落ち着いてほしいものです。
 
No.2020-05
 
2020.2.16
2月もすでに後半に
 
1か月ぶりのブログ更新です。
去年12月に録音した新しいピアノアルバムの音源と写真画像が届き、やっと納得いくCDに落ち着きました。あとはCDジャケットの試作版を待つばかりです。
 
きょう2月16日は、奈良市ならまちセンターにて、2012年から通っているアイムジカ音楽教室のコンサート「Ei Musica Concert」のピアノ伴奏を担当しました。
例年の歌のソロコンサートと合唱に加えて、今回はピアノの生徒さんの演奏もあり、メインの演目はミュージカル「白雪姫」の公演でした。ベテラン組(大人の受講生)に小、中、高校生が加わったことで、平均年齢もぐっと下がり、前回までにはなかったちょっと高めの笑い声が、いつも練習場に響いていました。そして、半年かけた練習の成果は、先生の白熱の演出と出演者の華麗な演技で、雨の中お越しいただいたお客さまを魅了しました。
 
・・・ということで、毎年このコンサートが終わると間違いなくやってくる花粉症と、わが家のおひなさまがやっとお出ましになります。
 
No.2020-04
 
2020.1.20
12歳のハローワーク
 
きょうは三田市内の小学校で、5・6年生を対象とした総合学習「職業について学ぶ」の授業に参加してきました。
 
ピアノ調律師・松下雅秀さんがピアノの知識と「調律師」の仕事を紹介し、わたしは「ピアニスト」の仕事として、調律師さんによって調律・調整されたピアノを弾くという役目です。
 
まず、松下さんの「音ってなんだろう?」というお話から始まり、「ピアノってどんな楽器?」ではピアノの歴史と構造についての解説がありました。ピアノの解体ショーでは、アップライトピアノとグランドピアノの違いを、実際のモデルアクションを使って説明されました。
 
わたしは、ドビュッシーの『夢』を演奏して、演奏中のピアノの中がどうなっているのかを見てもらいました。さらに、吉松隆作曲の『4つの小さな夢の歌』を演奏して、人間の五感についてのお話もしました。
 
続いて、中田喜直の「子どものピアノ曲」から『げんきなこども』『夕方のうた』『スピード自動車』の3曲を、まず題名を伝えず演奏し、子どもたちにどんな曲に聞こえるか質問しました。そのあと題名を伝えて、曲の解説を聞く前とあととの聞こえ方の違いも感じてもらいました。
 
きょうの子どもたちが、調律師とピアニストのお仕事に少しでも興味をもってくれたらうれしいです。
 
No.2020-03
 
2020.1.13
ニューイヤーコンサート
 
ことしのコンサートは、きのうの啄木舎(京都・大原野)での「チェンバロとおるごーるのしらべ」でスタートしました。
 
おるごーる演奏は、新年にふさわしいエルガーの『威風堂々』や、リストの『ラ・カンパネラ』など、豪華な曲を次々と奏でました。きらきら輝く音が部屋いっぱいに広がり、まるでヨーロッパの宮殿に居るような気分になりました。おるごーる作家・清水明さんによるチェンバロのお話は、絵画に登場する鍵盤楽器や、博物館に展示されている楽器の紹介もあり、とてもよい勉強になりました。
 
もう一人のおるごーる作家・川原崎純子さんのほのぼの創作紙芝居のお題は「すきとおった心」。子どものころの素直に感動する心を、いつまでも持ち続けたいですね。
 
わたしのチェンバロは、おなじみのバッハやクープランの曲のほか、スカルラッティのソナタを初めて演奏しました。この曲はもう30年も前の初リサイタルで演奏した曲の一つです。軽やかな速い音の動きが特徴で、ピアノよりチェンバロのほうが似合っているのかもしれません。2020年もチェンバロライフは続きます。お楽しみに。
 
No.2020-02
 
2020.1.1
あけましておめでとうございます
 
2020年、令和二年がスタートしました!皆さまの年末年始は、いかがお過ごしでしょうか。わたしは、いよいよことし人生の大きな節目を迎えます!それに合わせて、春には「ピアノアルバム3」のCDをリリースする予定です。
 
ことしの演奏活動は、京都・大原野の啄木舎でスタートします。おるごーる作家・清水明さんと川原崎純子さんのお二人が作られたおるごーるが、新年にふさわしい豪華な曲を奏でます。わたしのチェンバロは、おなじみのバッハの曲のほか、スカルラッティのソナタも演奏します。
 
2018年に始めたダイヤ通音楽ホール(神戸・新開地)での「ピアノBAR」は、おかげさまで3年目に入りました。ことしも毎月第2・第4金曜日19時オープンで、20時からの30分は、わたしのクラシックピアノ演奏をお楽しみいただけます。新年第1回は、1月10日(金)にお待ちしています。ご予約不要ですので、どうぞお気軽にお越しください。
 
ことしもどうぞよろしくお願いいたします。
 
No.2020-01
 
「2020年のブログ」おわり